人気ブログランキング | 話題のタグを見る

台湾 1日目

今回の旅は仙台の友人のMさんとMさんのご子息で大学生のSyunくんと参加しました。
前日の木曜日に奈良の大学に行っているsyunくんと成田で落ち合いホリディイン東武成田に前泊。ツインにエキストラベットのはずが部屋が空いたということで同額でトリプルに変更してもらえちょっと広めの部屋になりました。
次の日は8時成田空港に集合!いよいよ台湾です!

14日朝食をのんびり摂っていたら時間は7時半!「え??バスはホテル7時半出発だよ~~私先に行ってバス止めとくから~~~」一目散にロビーまで走り入り口の自動ドアを抜けたと同時にバスが出発・・・見送るボーイさんに「あのバスに乗りまぁ~~~~す止めてくださぁ~~~い!!」と・・・・実際は次発のバスが7時半のバスでボーイさんに冷静に「こちらのバスです」と案内されちょっと恥ずかしい目をし出発スレスレで乗り込みました。
バスが空港内に入るときに車内で身分証明の意味でパスポートチェックをされます。
今度はMさん「ない、ない、パスポートがない・・・」係員が待ちきれず「お連れがご一緒ならいいです」と理屈に合わないようなお許しの一言でバスはGO!まもなく見つかったら「よかったね~~」と周りの方からも言ってもらい一安心。
おばさん2人、出だしからこんなで今思うとsyunくんが一番恥ずかしかったかもしれません(^^;
ごめん!

AM  8:00 成田空港第2 Hカウンター集合。
夏合宿でお会いして以来の先生はお元気そうでした。
お電話で連絡を取っていたツアーの主催者kwさんとも対面。思っていたよりも若かった(^^)
先生にMさん、syunくんを紹介、Mさんとsyunくんにsyunくんと同室になるやはり20代のmsくんを紹介。(この旅ではこの20代の男の子2人はある意味皆さんの注目を浴びることに・・・)

AM  9:40 中華航空C1107便
席は合宿や作品展でお世話になっている頼りがいのあるお姉さまのYさんのお隣。今まではお会いしてもゆっくりお話しする機会がないままでしたので、台北までの飛行時間たっぷりとお話をさせてもらい楽しかったです。私達の前の席にMさんとsyunくん、Mさん始めての海外で緊張してるだろうなぁ・・・何となく伝わる・・・

PM 12:10 台北到着
機上から見える景色はさほど日本と変わらずあまり異国という感じはしない。
天候は晴れ!思ったより暑くない・・・やはり半袖は要らなかったかな?
ツアーの全日程お世話になるバスに乗り込み市内へ・・・
「kwさんと現地ガイドの鍾さん、3日間お世話になります!」
         
         台湾 1日目_e0145328_1232653.jpg
台北市に入ると間もなく凄いオーラを発している建物が見えてきました。         宮殿のような建物は宋美齢が建て国賓をもてなしてきた「円山大飯店」。国営の         ホテルです。このホテルの裏の方に蒋介石と住んでいた時代があるようで、風水         学上ものすごく地場のエネルギーがよいところだそうですよ。


台湾 1日目_e0145328_13261898.jpg
最初の見学先は「何創時書法芸術基金会」
ここはビルの中にある事務所で明末清初の書を研究されているところ。所長さんを初め研究員の方々が日本未公開の作品を沢山見せてくださいました。
瑞図、傅山、王鐸、許友の条幅の他巻子のものなど本物を直に鑑賞でき、拓本でもなく写真でもなく、そしてガラス越しでもない「書」の勢い・・・凄かったです。
傅山が独自の書論を実践したといわれる様々な書体を使って書かれた巻子、王鐸の楷書が書かれてある巻子、許友が作品の最後の方に竹の画を描いた巻子・・巻子本が特に印象に残りました。事前に先生から鑑賞するにあたっては「全体を観て初めを観て真ん中を観て終わりを観る。背景や細かいことよりも筆意・筆勢を感じること!」というアドバイスがありました。皆マスク、手袋持参で鑑賞!勉強不足の私でも線の勢い、その裏にあるのは精神性・・・迫ってくるものを感じましたよ。写真を公開していいのかどうかわからないのでアップしたいけどやめますね・・・
先生、kwさんとご一緒でなければ訪れることはできないところでした。感謝!

台湾 1日目_e0145328_13264576.jpg
次に向かったのは国立歴史博物館。ここでは華夏文物展を鑑賞。青銅器、玉器・・・いろいろ観たはずが・・・う~んこの頃は頭の中がキャパオーバー(^^;
東周時代の獣形をした青銅器・・・この獣の顔、これが今流行のポニョのようにおめめが左右に離れていてお口を横に広げ威嚇??私にはスティッチが「い~~っ」としてる顔にしか見えない(笑)とってもかわいいキャラ!このポニョとスティッチが合体したようなキャラが東周時代に存在したという事実に感激をしていました。

次は「恵風堂」という書道関係の書店。ここでは台湾出版の傅山、王鐸の巻子の作品が載っている書蹟を購入。
目の前は台湾の師範大学・・・赤レンガで凄く立派で威厳のある建物にMさんと共にびっくり!
「国」が違う!このときはっきりと自覚しました。

夕飯は海鮮料理。どれも美味しかったですよ。お腹がすいていたので写真を撮ることも忘れてしまいました(^^;要するにがっついていました(笑)

初日といっても半日でこのコースです。続きはまた・・・      
         
by irohanihoheto_ku | 2008-11-18 13:47 | 書道