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門がまえ

筆跡講座でお世話になった大先輩のお二人が、女子自衛官のセミナーで「筆跡心理学」のお話をされました。

それにあたり、今回のテーマとした「門構え」を毛筆で書いてほしいとの依頼があり書かせてもらいました。今日が講演の日でしたので、私も聴講させていただきました。
会場は仙台駅前のホテル「モントレ」・・・・「モントレ」でモン構え?(笑)まぁまぁ(笑)
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このホテルは比較的新しいホテルで、私も初めて入りました。
ヨーロッパ風の外観でエントランスもこの通り・・・女性好みですね。
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さて、今日はこの講座の内容を拝借し、筆跡のお話を少し・・・
筆跡鑑定と筆跡診断の違い。
「鑑定」は、本物か偽物か見極めること。例えば遺言書の署名が本人のものかどうかとか、この字は犯人の筆跡かどうかとか。また、品物に価値をつけること。この壺は100万円の値打ちのものだとか。
「診断」は、例えば「健康診断」について言えば、検査結果からその人の体調を判断するもの。
「筆跡診断」は書いた字の特徴から統計学に基づいてその方の書いた時の心理を解いていくことです。

通常診断の際は、はがきに住所氏名を書いてもらいます。
今日の氏名は「門口様」。これで34通りの心理が分析できます。

時間的なこと、70人に向けての講義、そして今回は「自衛官」の方々とのことでしたので、テーマを「安定、安全」というキーワードをもつ「門構え」を取り上げたそうです。

「門口様」と書いてみてください。いいですか?書きましたか?
ホワイトボードに貼ってある2つの門構え(これを書かせていただきました)、皆さんはどちらのパターンでしょうか?
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左側が末広がりで、弘法大師空海がこのような字を書いていたことから「弘法型」と言われているものです。このような字を書く人は、大らかで一緒にいると心がやすまります。気持ちに安定感があるので身に危険が起こったときにすぐ察知でき、立て直しが早い!!自衛官の方は特に重要なポイントですね!!
さて、右側の尻すぼみの「門」。こちらは「下狭型」。他人が思いつかないようなことを思いつく感性を持ち芸術分野では能力を発揮する場合もありますが、発展性が不足気味。いつもスリリングなところに身を置きたいという人もいるでしょうが、いつもスリリングだと察知しなければならない危険を見逃してしまう危険性もあります。

筆跡は変えられます。職業に関係なく、困難なこともプラスで乗り切れ、家門繁栄の相である末広がりの「弘法型」をお勧めしたいですね。

講師のAさんSさん、お疲れ様でした!!いくつになっても挑戦する姿がとってもステキでしたよ!!
by irohanihoheto_ku | 2010-12-11 20:04 | 日常