<   2012年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

再会

奈良の話に戻ります。
秋篠寺には私の大好きな伎芸天さまがいらっしゃいます。

2年ぶりに再会! やはり、その前から立ち去りがたし・・・・
 
Wikipediaによると、伎芸天とは
『摩醯首羅天法要』『摩醯首羅大自在天王神通化生伎芸天女念誦法』に説かれ、摩醯首羅天(大自在天=シヴァ神)が天界で器楽に興じている時、その髪の生え際から誕生した天女とされる。容姿端麗で器楽の技芸が群を抜いていたため、技芸修達、福徳円満の守護善神とされる。

自宅のお稽古する部屋には写真を貼ってあります(^^)↓↓
技芸修達、福徳円満ですもん、皆さんと私の筆の上達も願って!!
e0145328_0501814.jpg

[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-27 01:06 |

春の句

2月、私が風邪で調子が悪かった時、実は水道橋で所属している会の先生の喜寿展と会員の書作展がありました。行きたかったのですが喘息みたいな咳が止まらず、体調も悪く断念しました。
次の書作展は何年か先のようなので残念です・・・・

お友達が会場から私の作品の写真を送ってくれました。
「野に出れば 人みなやさし 桃の花」 高野素十の句
e0145328_11203021.jpg


震災の爪痕は悲惨なものですが、それでも季節は廻りきっと小さな芽吹きがあるでしょう。
桃は、未来の限りなき繁栄を表しているそうです。梅、桃、桜とどれも趣がありますが、桃の枝は迷わずまっすぐ天に向かって伸びているので健康的でいいな~~と思います。
そんな、明るい方に向かう桃の雰囲気が伝わる作品にしたいと思って書きました。

実際の表具されたものは私も見ていないので、どんな感じに仕上がったのか???ですが・・・・

T先輩、MAKOTOちゃん、写真送っていただいて感謝です!!
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-23 11:29 | 書道

西の京

1泊2日の2日め、13時半には奈良を発たなくてはなりませんでした。

開門とともに、私の大好きなお寺「秋篠寺」へ。
白梅がほら、ほころんでいます。 
e0145328_0202264.jpg
きれいな写真でしょう。写真は一緒に行ったMr.S・Mさんに頂きました。(私のカメラと主人のカメラは電池切れ・・・・泣)

秋篠寺は、2年前の秋もそうでしたが観光客が少なく、ゆっくりと本堂の姿を眺めたり、ご本尊、そして伎芸天の前に佇んだり、静かな時間を過ごせました。手の届くところに仏像が自然に置いてある、そんなところも奈良らしくて大好きなお寺です。
e0145328_0252088.jpg

川田順さんの歌碑。伎芸天を詠んだ歌ですが、「何のえにしぞわれを見たまふ」・・・・確かにそんな気分になるのです。伎芸天の魅力ですわ。

「諸もろのみ仏の中の伎芸天 何のえにしぞわれを見たまふ」
e0145328_0254723.jpg

この実、かわいいでしょう!なんの実でしょう?
e0145328_0272571.jpg

菩提樹の実です。

そして、最後に「唐招提寺」へ。唐招提寺では雨が降ってきてあまりゆっくりできませんでしたが、それでもおおらかなお寺の空間に今の世と時間の流れの違う時代を感じました。
e0145328_0275773.jpg

この写真は私の携帯で撮ったものです。
e0145328_0301571.jpg

會津八一の歌碑。いい歌!
「大寺のまろき柱の月かげを土に踏みつつ ものをこそ思へ」

早春の1泊2日の奈良への旅でした。
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-21 00:34 |

明日香

奈良の続きです。

いっしょに行った方の奈良にいる息子さんが車で案内してくれました。

桜井の駅から車に乗せられ、明日香の山へ山へと走り、着いたところは、大化の改新を成し遂げた中大兄皇子や中臣鎌足が蘇我入鹿の暗殺の相談をしたとされるところ。
e0145328_18302762.jpg
談山神社。荘厳な十三重の塔がありますが、春浅い明日香の山深く、観光客は私たちだけだったかな(笑)
e0145328_18353997.jpg

談山神社の上の山に登ると、藤原家の墓所がありそこから明日香の風景が一望できます。中央にぽこんと見える山が耳成山。
e0145328_18365747.jpg

明日香の山には、莫山さんの本で見た「野の書」がまだ点在します。
e0145328_1902725.jpg
↑良助親王墓への道しるべ。

「野の書」を見つけながら明日香の野へ下り、蘇我馬子のお墓ともいわれる石舞台へ。
e0145328_18404585.jpg

なだらかな山の斜面にあり、古の姿を想像したくなる風景です。
ここでも探していた「野の書」があり、それがこの碑。莫山さんの先生である辻本史邑さんの書。
e0145328_18472384.jpg

陰の方に追いやられていて随分さがしました。力強い楷書です。

明日香の野には史跡がいっぱい!!こちらは亀石。 住宅地の中にあります。お顔、可愛いでしょ。
e0145328_18451846.jpg

こんなところにあるんですよ。
e0145328_18463088.jpg

伝説によると、今は南西を向いているが、西に向き、当麻のほうを睨みつけると、奈良盆地は一円泥の海と化す、と伝えられているそうです。このまま南西を向いててね!

今度行くときは、ゆっくり歩いてみるものいいな。
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-17 19:03 |

あの日・・・

奈良の旅行記の途中ですが、3・11のことです。

先日の3月11日の午後は、街中で行われていた復興市に行き、14時46分に集まった方々と共に黙祷をいたしました。この日はTVではどのチャンネルも特集を組んでいて朝からずっと3・11のことでしたね。
忘れないようにの気持ちもありますが、被害の甚大さにショックを受けたときの気持ちがフラッシュバックして何とも言えない気持ちにもなりました。

数々の特番の中で、見たいものがありました。
BSジャパン 21:00~の「大震災1年ドラマ企画 がれきの中の新聞社」~(河北新報の一番長い日)です。
昨年の3月12日、11日の夜からラジオから流れる信じがたい事態・・・・仙台市、宮城のすべてが止まった!と思って起きた朝、地方紙である「河北新報」が届いたんです!!
これは、本当に本当に驚きとともにこの新聞を出すまでにはどれほどのご苦労があったか・・・・受け取った私たちは「あ、壊滅じゃない、動いてる」と光を見たようでした。

後に聞きましたが、3月12日の全国紙の地震津波関連の見出は「死者~名」と報道したそうですが、被災地地元の河北新報は「死者」という言葉はどうしても使えず、「犠牲者」という言葉を使うことで気持ちと言葉が一致したそうです。

今日は、1年経ったときに載せようと思ってた写真があるのでアップします。
私たちがライフラインが止まった1年前、どんな暮らしをしていたか振り返りたいと思っていました。

一番最初に役立った反射式ストーブ。阪神大震災の時に買いました。
e0145328_10385489.jpge0145328_10392367.jpg

情報はこの手回しラジオのみ。この子も働いてくれました。が・・・これで携帯の充電はあてにしないでください。役に立ったのが、娘の山岳グッズとお茶道具。炭おこし、柄杓、火消し壺・・・
e0145328_10395548.jpge0145328_10405248.jpg

お水のタンクも台所に置いておくのは口の広いのが便利でした。
e0145328_10411998.jpge0145328_10415584.jpg
e0145328_10421362.jpge0145328_10454312.jpg

携帯の充電は電池式と太陽光のもので。
e0145328_10455710.jpge0145328_104321.jpg
e0145328_10461221.jpg生活用水がなくなるとこんなことも・・・・今考えるとあの頃降った雪は危なかったのかな・・・でもね、被災地にいるとこんなことしてでもトイレは流したいのよね!

非常用グッズ、置かれた状況でも変わりますが主にこんなものでしばらく暮らしていました。
日本中のいたるところで地震がおこってますよね・・・・備えあればなんとやら、我が家では車のガソリンと灯油はタンク半分になる前に補充することにしています。

非常時のご参考になればうれしいです。
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-14 11:22 | 日常

花もだんごも

修二会の祭壇にお供えするお花は、練行衆によって「花ごしらえ」で紙の椿が作られます。
造花の椿は二月堂開山堂の庭にさく「のりこぼし」という椿をかたどったものと言われているそうで、この時期花はまだ咲いていないのですが、奈良の町ではいたるところでのりこぼし椿を目にします。
こちらは「遊 中川」さんの麻で作った「のりこぼし」と椿の懐紙。
e0145328_2343545.jpg

そして、美味しい「のしこぼし」もあります。
こちらは「萬々堂通則」さんの「のりこぼし」。お松明を待ってる時間にペロリ・・・・
e0145328_2355073.jpg

こちらは翌日に伺った「なかにし」さんの「南無観椿」。
e0145328_23152087.jpg

「遊 中川」さんでいただいたしおりによると、「修二会(お水取り)」には「二月を美しいものにする」という意味があると書かれていました。

美しい椿でしょう~~~♪
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-10 23:13 |

奈良行き

今年の新年会の時に「お水取りを見に行こう!!」とM家と盛り上がった予定、決行です!

じゃ~ん!
東大寺二月堂に10本のお松明が上がります、走ります。
e0145328_1042367.jpg
e0145328_1051814.jpg
e0145328_1061899.jpg
e0145328_1065745.jpg
e0145328_1073817.jpg


正式には東大寺の修二会、2月に行われる法要で、「お水取り」というのは12日に行われるのですが、修二会の行は1日~14日の間行われます。
よって、私たちは3日に二月堂にお松明を持ち上堂する練行衆の行を見に行ったのです。

752年大仏開眼の年に始まり、今年は1261回。兵火、第二次世界大戦等何度かの継続の危機も寺僧たちをはじめとした人々の信念により今日まで途切れることなく伝えられてきた「不退の行法」。
752年当時の思いが今も続いてるなんて、何と言うか、昨日が今日になり今日が昨日になりまた今日が昨日になり・・・・その気の遠くなるような連続が「今」ということなんだな~~と変わらないものに向き合い1261年という時間が短く感じたり、果てしなく感じたり・・・・

お松明の火を見ながら、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りさせていただきました。

奈良の町は「修二会」一色。
少しずつアップしていきますね。
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2012-03-08 10:36 |