京都①

11月3日、お昼に伊丹着。

私が今回尋ねた京都を写真を追って記録していきます。

足早にホテルに向かう途中で目に入った碑、「在原業平邸址」。
e0145328_10492030.jpg
「むかし男ありける。」はこちらに「ありける」でしたか・・・・伊勢物語の主人公ともいわれ、平安初期の歌人であられます。父は平城天皇の第一皇子、母は桓武天皇の皇女、伊都内親王、美男の代名詞のようなお方だったとか・・・小倉百人一首には「ちはやぶる神代もきかず龍田川からくれないに水くくるとは」が収められている六歌仙の一人です。
ほ~~~っ!歩いていると歴史が転がっている・・・京都だな~~と最初に実感しました。長い間教科書で習う日本の歴史は畿内の歴史なのですね。


午後からは、まず、公開中の「冷泉家住宅」に行きました。
e0145328_10372943.jpg

今出川の御所の北側、同志社大学のすぐ近くに残る現存する唯一の公家住宅です。藤原定家を祖とする和歌の家として、今も伝統に則った「型」の文化を守り続けていらっしゃいます。
公開と言っても、お庭や台所の土間から屋敷の中を覗く見学です。お庭には国宝級の典籍が収められたお御文庫、新御文庫、七夕の行事「乞巧奠」の時にその葉に歌を書く「梶」の木があります。
また、内庭には座敷から眺めた景色が左近の梅、右近の橘と眺められるように2本の木が植えられています。
歌会が催されるお部屋の襖は季節感を感じさせないように唐草模様で統一され、「和歌の家」ならではの気遣いと景色ですね。
ふ~~む!御文庫、このお蔵に入っているものが教科書になり、日本の国文学を支えてきたと思うと、貴重な日本の宝がここにあるんですわ。東京遷都の折も京都に残った為に関東大震災、第二次世界大戦の空襲にも遇わず文化を守り続けられて400年、平安時代が今も息づく京都でした。
屋根の上には、御所の北側を守る「玄武」が乗っています。見えますか?
e0145328_1039745.jpg


冷泉家を後にし、バスで銀閣寺道へ。
[PR]
by irohanihoheto_ku | 2011-11-09 10:44 |